高校から、特別支援学校へ進んだ息子でしたが、
3年間はあっという間でした。
高校は娘の時もそうだったけど、本当に短く感じました。
それは、大人になっていくほど時間が短く感じるからでしょうか?
特別支援学校へ息子が入学してから参観や行事で行くと、
時間がゆっくり流れていて穏やかな気持ちになれました。
中学までは、時間に追われたり、いつもカリカリして、
まわりに合わせよう合わせようと必死になり、
息子にヤイヤイ言っていた私だったのですが、
特別支援学校へ入学してからは、息子のペースで学ぶことができるようになり、
気分が徐々に晴れていき、まわりの偏見とか気にならなくなりました。
環境って大事だな~と改めて思いました。
環境によっては、自尊心が低くなってしまうことがあります。
息子は小学校も中学年になると、まわりの友達と自分を比べて、
自然と自尊心が低くなっていた時もありました。
普通学級に在籍していたので、
まわりと自分のできないことの差が大きくなっていくのを感じてきたのでしょう。
学校は、狭い中でまわりと比べてしまうし、そこで合わせていかないと、
どうしても居ずらくなってしまいます。
その頃の担任の先生は、息子の自尊心が低くなっていくことを見越して、
支援学級や将来の支援学校への進学を勧めて下さりました。
そして、5年生で支援学級へ移ったことで息子の自尊心を大切にできました。
偶然にも担任の先生の子供さんにも障害があったことで、
息子のことをよく理解してくださったのです。
私はこの頃、こちらの担任の先生に救われていました。
この事は一生忘れませんし、先生には年賀状で息子の状況を今でも報告しています。
小学校の息子の話はこちら↓
息子の学校生活を振り返ると、このように環境は大事だなと思うし、
人と比べず、ゆっくり少しづつ成長していければいいんだと、
心から気づけるまでには、時間がかかったなと思います。
でも実際は、学生時代は特に人と比べないことは難しかったりするし、
自分の主張がうまくできなかったりするから、悩むと思います。
それが簡単にできたら、悩まないですむと思うかもしれないけど、
悩むことで、ストレスが増えて心身の不調を引き起こすので、
自分の健康の為にも、人と比べない生き方ができるように、
環境など考えて、人生を楽しめるといいかなと思います。
それでは、素敵な1日をお過ごし下さいませ!
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