あおいそらに虹がかかる

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発達障害をもつ息子の日々を綴っています

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発達障害の子供が障害者手帳を持つメリット[療育手帳を取得して]

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こんにちは、いつもありがとうございます。

現在、高校3年生になる息子は、発達障がいを抱えています。
今まで色んな苦悩があり、親子で乗り越え、やっとここまでたどり着きました。

特別支援学校の高等部に通う息子ですが、いよいよ就労の時がやってきました。

特別支援学校では、高校1年生の時から、就労に向けての取り組みが
あるのですが、その中で障がい者雇用において、
障がい者手帳の必要性を改めて知りました。

うちの場合は息子が障がい者手帳の中の1つで
療育手帳を取得したのが、小学校5年生でした。

当時、取得するにあたって、しばらく悩んで葛藤していました。
そして取得を決めました。

息子は自閉症スペクトラム軽度の知的障害もありますので、
療育手帳が取得できました。

障がいが軽度であればあるほど、取得に迷いが出てくる方が多いのでは
ないでしょうか?

今では、はっきり障がいがあるとわかる息子ですが、
幼い頃は、なかなか診断がおりなかった事もあり、
取得が遅れてしまいました。

今回は、障がい者手帳の取得のメリットについて、取得に迷った頃の
私の気持ちと一緒に紹介したいと思います。

是非参考にして下さい。

障がい者手帳 取得のメリット

息子の取得した療育手帳のメリットは、交通機関の割引や
テーマパークの割引など様々なことがありますが、
就労においても療育手帳は大事になってきます。

軽度の障がいがある息子は、上記の2つ、 交通機関の割引や
テーマパークの割引が主に療育手帳を見せる事で活用できました。

他にも税の減税などもあります。
こちらは、うちの地域では、息子は該当しませんでした。

テーマパークのUSJで、2回手帳を使って、割引きしてもらいました。
付き添いの大人も割引きしてもらえますので、有り難いなと思いました。

発達障がいで、知的障がいがない人の場合は、地域によって、
療育手帳を取得できたり、できなかったりする所もあるようです。

取得できなかった場合は精神障がい者保健福祉手帳の取得になります。
詳細は、自治体の障害福祉担当窓口で相談できます。

デメリットはあるのか?

私はデメリットは、ないと思っています。

療育手帳を取得する際に、障がいを認めることで、親の葛藤があり、
私は、かなりストレスはありました。

軽度であればあるほど、この葛藤があり、なかなか決められないと思います。

でも、今となっては、メリットしかなかったと思います。

療育手帳を持っている事は、言わなければ、他人に知られる事はありません。

交通機関の割引やテーマパークの割引など受けられますし、
将来子供が働く時には、障がい者手帳を取得しておくと、

一般就労や 就労継続支援事業で働く事が、スムーズに決まります。

療育手帳の事を知らなかった時期

私は、療育手帳というものがあることを、長い間知りませんでした。

息子は、低体重児で産まれて、発達がゆっくりだった事もあり、
小児科の担当医からは、定期検査のたびに、
様子をみましょうと言われていました。

地域でお世話になっていた福祉心理士さんにも発達の相談をしていましたが、
発達はゆっくりだけど、息子はコミュニケーション力が高かったので、
診断がむずかしかったようです。

家族がおしゃべりなので、その環境で育ったからかな?とか思いました。

自閉症スペクトラムは、人によって、症状が違っていて、
何千種類もの違いがあると、大学病院の担当医がおっしゃっていたので、
判断がむずかしいのだと思いました。

小学校5年生になると、同級生との関わりがむずかしい事や
勉強の遅れが、はっきりとわかるようになってきたので、
支援学級を選びました。

その時期に、支援学級で同じクラスの子供のお母さんから
療育手帳、取った?」と聞かれた事で、
療育手帳???」
そんな手帳があるのね・・・と知ることになりました。

知らないことは、損でしかない!!

とこの時に思い、この後からは、何でも調べて、
行動するようになりました。

そして、同じお母さんから、特別児童扶養手当という、障がいをもつ子供に、
福祉手当なるものがある事も、教えてもらいました。

長くなりますので、
この辺りについては、また別で書いていきたいと思います。

将来申請する障害年金

息子が高校生になってから、就労に向けて勉強していく中で、
将来は障害年金の申請ができることを知りました。

一般就職ができない障がい者の人はお給料がほとんど出ないので、
生活していく為に国から年金がもらえる制度です。

こちらは20歳以上になってからしか、受給できないのですが、
特別支援学校の先輩お母さん達に聞くと、軽度の場合は、
申請に通るのがむずかしいようです。


障がい者手帳取得との関係はないとのことですが、
判断基準がむずかしい分、手帳はあった方が通りやすいと言う
意見が多いですし、私もそう思います。
障がいの診断を受けた初診日など聞かれるようですから。

この障害年金がもらえなかったら、どうやって息子は生活するのか
不安はあります
が、特別支援学校に通っていることや、
療育手帳をもっていることで、申請は通りやすいと思っています。

詳しいことは、実際に息子が就労してから、わかってくるので
またお話ししたいと思います。

まとめ

今回は、障がい者手帳をもつメリットについて、書きました。

私自身、昔は本当に無知で、悔しい思いを沢山してきました。

療育手帳のことや、福祉の手当のことなどは、学校では教えもらえません。

息子に障がいがあることは、短い時間の中で、見た目だけでは
わかりずらい
ので、親の私が障がいがあるということを、
人に伝えなければ、福祉の事など教えてもらうことが、
できなかったのだなと後から気づきました。

まだブログをはじめて、浅いですし、
なかなか上手くお伝えできないのですが、

私が伝えたいのは、昔の私のように、知らない事で、
後悔してほしくないのです。

まだまだ勉強不足で間違っていることもあるかもしれませんが、
昔の私は、発達障がいの事を調べつくしても、知りたい将来の部分が
あまり書かれていなくて、息子の将来に不安を抱いていました。

知らない事は不安になりますので、
私自身の経験から、知っていることはお伝えしたいなと思います。


障がいをもつ子供の親は、本当に大変で、障がいの偏見があって
嫌な思いもするし、子供の通院や療育など体力的にも精神的にも疲れています。

受けられる全てのサービスを使って、幸せになってほしいと思います。

今日は最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。