最近は、コロナウイルスの影響で、息子とずっと家に閉じこもっています。
今日は、子育てに悩んでいる人、つまずいている人、とくに発達障がいで育てにくいと悩んでおられる方に読んでほしいおすすめの本を紹介します。
心温まる本との出会い
息子が小学校の時に子育てに悩み、色々な本を読み漁りましたが、当時どの本も発達障害の種類や特徴を書き並べて、
似たような聞いた事のある内容で、しっくりこない本ばかりでした。そんな時、
「手のかからない子がいい子だなんてそんなの大きなまちがいですよ」と冒頭に心救われる言葉が飛び込んできた心温まる本に出会いました。
息子を育てにくいと感じた小学校時代の私の気持ちを書いた後に、この本の詳細を書いていますので最後まで読んでみて下さい。
発達障がいの息子
今日も息子は、ストレスが溜まっていて、家の中をぐるぐる回ったり,ユーチューブ見てみたり、TVゲームをしてみたり・・しています。
以前から書いているのですが、彼には、発達障がいがあります。
幼児の時はおとなしくてあまり悩む事はなかったのですが、小学校に入学してからは問題がたくさん出てきました😥
例えば、登下校で道に飛び出したりして命の危険を心配したり、友達とトラブルが多く毎日担任の先生から電話があったり、色々です。本当に毎日が大変でした。
そんな彼も、療育や、支援学級での適切な指導、家での生活を工夫したり・・して、成長して楽しく暮らしています。もう道に飛び出すなんて事はありません。
でも、彼が小学生の頃の私は悩んで苦しんでいました。
まわりのお母さんたちに理解されず、「かわいそうなお子さんがいるのね」と言われた事もありますし、
彼が育てにくくて、どうしたらいいのかわからないのに、健常児を育てている親友には相談できなかったり・・辛い日々もありました。
著者 佐々木正美
そんな私がその当時、すごく励まされた本があります。
児童精神科医の佐々木正美の、「育てにくい子」と感じたときに読む本です。
著者の方は長年にわたり自閉症の人とその家族を支援する療育方法の実践と普及に努めてきた功績で数々の賞を受賞している有名な方です。
残念ながら、2017年に亡くなっておられます。
私は亡くなる数年前くらいに、初めて講演会に出席する予定で、楽しみにしていましたが、体調不良という事で、
中止になってしまい、お会いすることは叶いませんでした。
それまでも、発達障害に関係する本を読み漁っていましたが、どれもピンとくる物はありませんでした。
でも、この本に出会った時は、これだ!って感動したのです。
長年自閉症の子供について研究なされた方ですので、保護者の悩みもよく理解されているのが、この本を読んで伝わってきます。
本の内容は、悪い事をした子ほど温かく包んでほしい・・・、どうすればいいのかは育児書ではなく、わがに教えてもらう、過剰な期待は子どもを委縮させ自信をなくさせてしまう他母親が日頃悩んでいる事柄について、
著者がなぜそうなのかと言う回答をいくつもの悩みに対して書いておられます。引き込まれる内容となっていますし、著者の人柄の良さに感動します。
その他にも代表作など色々読みました。どの本の内容も、しっくりきますので、あっと言う間に読みおわります。
子育てで悩んでいる人へ
子育てに悩んでいる方には是非おすすめします。発達障がいと限らず、健常のお子様にも子育てにつまずいた時には読んでほしいと思います。心温まる本です
佐々木正美 おすすめ本
手のかからない子がいい子だなんて そんなのは大きなまちがいですよ。
人生のどこかで、親は子どもにたっぷり 手をかける必要があるんです。
小さいころに手をかけさせてくれる子が 本当はとてもいい子なんです。
「育てにくい子」と感じたときに読む本 から