こんにちは、あおです。
いつもありがとうございます。
最近はまた、東京都などで、コロナの感染者数が増えていますが、みなさんのまわりではどうでしょうか?
私の住んでいる場所は比較的落ち着いています。
子供が学校に通ってくれるようになり、ほっとしたのもつかの間、また休校なんて事には、できるだけなってほしくない。
特に、障がいをもつ子供を育てている親は、休校になって自宅でずっと子供と一緒に過ごすのは、大変です。
毎日、どこへも行けず、家の中で子育てをしていると、子供もそうですが、親のストレスも半端なく溜まってしまいます。
障がいをもつ子供の親のストレスは、同じ状況にある人なら、理解できると思うのですが、
子供が赤ちゃんの時から、ずっと長年、抱えているのです。
私は、障がいを持つ息子を18年間育ててきて、過去を振り返ると、ストレスだらけで、自分も精神的にまいり、鬱的になった事もあります。
でも、今思うと、あんなにストレスを抱えて、必死になることはなかったのではないかなと考えます。
まぁ、それは今だから言えることなんだけど、当時は知らなかったから、必死でもがいていたっていうのはあります。
18年間障がいを抱える息子を育て、色々知ったので、過去に戻れるとしたら、
もっと、気楽に、毎日を楽しんでも良かったんじゃないかなと思っています。
そして、過去を振り返り、もっと生きやすい世の中であったのなら、偏見がなかったのなら、息子の普通学級にこだわらなかったのではないかと思っています。
これは、私の考えなので、こうすればいいよとアドバイスをしているのではなく、私の経験から感じた事を書いていますので、参考程度にしてほしいと思っています。
ここにきてくれた方が、これから幸せになってほしいので、発信しています。
普通学級にこだわった時期をふりかえる
私の個人的な考えだったのですが、息子を普通学級に入れなければならない、そうした方が、息子にもそれがいいんだと言い聞かせた時期がありました。
30代前半の私は、何においても若かった。
正直、世の中の偏見を多少なり、ずっと気にしてきたのもあり、普通学級にこだわった部分もあります。
これは、少なからず、障がいをもつ子供の親御さんはあると思います。
子供のことだけを考えたら、もっと他にも選択肢はあったけれど、まわりの事を考えたり、考えなくてもいい事をごちゃごちゃ考えて、それだけで疲れてしまったり、なんて事がありました。
今では、随分と、自分自身も強くなり!?という言い方がふさわしいのかな?世間の事も10年前に比べたらわかるようになって、
気にするだけ無駄、他人は何もしてはくれない
という考えに変わり、自分の素直な考えと息子の将来の為に何が1番いいのかを優先できるようになりました。
でも、これが10年前には、わからなかった。
もっと、世間が、障がいについて理解があれば、こんなに悩まずにすんだのはあると思う。
実際、アメリカの方では、発達障がいへの理解は、日本より全然進んでいる。
日本も、もっと変わってほしいとずっと思っています。
それで、できないけど、海外に移住したいなと思った事もあります(笑)
感想
障がいによって、普通学級を選んだ方がいい人、支援学級を選んだ方がいい人、それぞれ違うけど、うちの息子の場合においては、個別で入学当時から学ばせてあげる方が良かったと今では思っています。
もっと言うなら、特別支援学校を知った今は、小学校から支援学校に通わせてあげられたら良かったなと思っています。
今までの選択で、その時に考え抜いたベストな答えだったから後悔はないけど、今の私が昔の私に言ってあげられるとしたら、特別支援学校は息子くんにとっていい場所だよ、伸び伸びと自分を発揮できる場所なんだよと言ってあげたいです。
発達障がいがあって、ハンディがあったのだから、みんなと同じようにはいかなくて当然だったのだから、みんなに合わす必要なんて本当はなかったと思う。
でも、当時はそれがわからなかった。
当時は、なんとか追いつくんじゃないか?と思ってしまいました。実際2年生で九九を覚えられたので、みんなと同じで計算もできるし、大丈夫かな?と思ってました。
そして、そこにまわりの偏見を感じ無理をしている部分もありました。
すごく悩み、葛藤の毎日でした。
これが、まわりの偏見が全くない世の中だったら、もっと早く支援学級で学んでいる子供さんは多いんじゃないかな?ハンディがあるのに、普通学級にこだわる理由は、少なからず、世の中の偏見もあるのだと思います。
もっと、もっと、世間が変わらないと、弱い立場の人は、弱いままです。
一人一人が声を上げないと、この問題は変わらないと聞きました。
なので、私は自分の経験や思いを発信しようと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。