あおいそらに虹がかかる

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発達障害をもつ息子の日々を綴っています

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発達障害の高校生の息子が電車に乗って遊びに出かけました。

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こんにちは、あおです。

いつもありがとうございます。


今日は、発達障がいの高校3年生の息子が、電車に一人で乗り、友達と待ち合わせをして、イオン内にあるゲームセンターに出かけました。


健常者の人であれば、中学生くらいになると、電車に乗って遊びに出かけるのは、普通のことかもしれないけれど、うちの息子の場合は、障がいがあって、不安症などもあり、電車に一人で乗ることが、むずかしかったのです。


けれども、気の合う友達が見つかってからは、自分から電車に乗って出かけたい、その友達と会いたいと強く思うようになり、息子は変わりました。


息子の怖がりや不安症は、一人行動において、大変きつく表れていたので、こんな日がくるなんて、想像もしていなかったので、障がいがあっても、できる事は増えていくというお話しをしたいと思います。


よろしければ参考にして下さい。

自閉症状から不安症や怖がりな息子

息子は自閉症スペクトラムの診断がおりています。

自閉症、知的障害、ADHDなどが併発しています。


長い間、お世話になっている大学病院の担当医は、何千人と発達障がいの子供さんを診ておられるべてらん先生です。


その先生の診断で、極度の怖がりや不安症は、自閉症や知的障がいの症状からきていると聞きました。


不安症から、一人で行動することを、極度に嫌がります。


中学2年生ごろまでは、学校のトイレすら怖くて不安で、行けませんでした。
なので、いつも我慢していました。


そんな息子が、一人で電車に乗って、遊びに出かけるなんて、その頃からすると、夢のような話です。

気の合う友達と初めて出会ってから変わる息子

息子が電車に乗って、頑張って一人で遊びに行こう!と思ったきっかけは、先日、ブログ記事で紹介した息子が通っている、スペシャルオリンピックスで、知り合った友達との出会いでした。


ゲームセンターにある、カードゲームが好きな息子は、スペシャルオリンピックスに行った際、そのカードの種類などで話が盛り上がった子がいました。



そして、意気投合して、仲良くなりました。


こんなに話が合って、カードの話題が続いたのは息子にとって初めてでした。


よっぽど、楽しい思いをしたのでしょう。お互いの住んでいる場所から中間地点にある、ゲームセンターで待ち合わせをする約束をしていたのです。

本当に行きたいと思うなら一人で行ってみる?

友達と約束をして、最初は私を頼って、車で送ってほしいと息子は言ってきました。


私は、本当に自分が行きたいと思うなら、一人で行ってみては?と言いました。



これからも、友達との遊びが続いたら、その度に送迎するのは、遠いし大変な事もあるので、そんな提案をしました。


私自身も、不安はありました。大丈夫だろうか、電車内でパニックにならないかな?などと思いましたが、今は携帯もあるし、何とかなるだろう!と思いました。


息子は高校生になってから、自主通学も半ば無理矢理に始めました。でも通学は電車は1駅乗るだけだし、顔見知りの同級生もたくさん乗っていたので、まだ安心はありました。


でも、今回はどうだろう?と思っていました。

自分から行動したいと思う気持ちが芽生えた息子

息子は、今回初めて、自分から行きたい!仲良くなった友達と遊びたい!という気持ちが芽生えたんだと思います。


電車が怖くて不安だった息子が、一人で乗って出かけるなんて、それだけ仲良くなった友達と遊びたい!話したい!と強い気持ちが前に前にと出たんですね。


早く、そうなって欲しいと、私は今までにあらゆる方法で、一人行動をうながしていたけれども、全然だめでした。


でもそれは、何かのきっかけで、自分自身が強く願うと、誰に言われなくても行動するんだなと思い知らされました。


そして、1度行ける自信がつくと、慣れていき、当たり前のように一人で改札を通っていくようになりました。

まとめ

今回は、発達障がいの高校生の息子が、一人で、電車に乗って遊びに行けるようになった話をしました。


小学生の頃は、電車が通る大きな音にも敏感で、すごく嫌がった息子でした。



何回か、電車に一緒に乗って、電車は怖くないよ!と教えていました。


中学生になっても、一人で、トイレに行くことも嫌がった息子ですが、高校生になり成長しました。


障がいがあって、もう無理かな、ダメかな?と思っても、成長すると出来ることは増えます。


ゆっくりですが、成長しています。


私の経験から言えることは、あまり期待はせずに、のんびり見守ることが大事かなと思います。


焦っている時ほど、できなくて、あきらめた時にできるている事が多かったですのでね(^_-)-☆



最後まで読んで頂きましてありがとうございました。