普通の高校生なら、3年生になったら、進学するか、就職するか、どちらかを選択する事になります。
でも、息子が通う学校では、進学する人はほとんどいません。しようと思っても、それぞれ背負っている障がいというハンディがあるので、ほとんどの人が就職、就労を選びます。
そして、働く事も、それぞれ人によって、仕事の種類も違ってきます。
今回は、息子の例から、働く事がむずかしい、障がいのある人は、高校を卒業した後はどうなるのか?をご紹介したいと思います。
興味のある方は、参考にしてみて下さい。
高校を卒業しても収入が得られない
就職の種類は色々
障がいの軽い人は、会社や工場などの企業で働く人もいます。
それを一般就労と言っています。
ここで働ける人は、障がいをもっている事が、見た目や、話していても、
わかりづらい人が多いです。
一般就労で働ける人はごく一部で、毎年数人ていどとなっています。
次に就労支援A型という働き方があります。こちらも障がいの軽い方が働いています。
A型は企業と雇用契約してお給料をもらえる仕事になります。
そして、就労型支援B型という働き方があります。
こちらは、A型より働く事が困難な人が多いです。
就労型支援B型は雇用契約は結びません。お給料はほとんどありません。
働く事はむずかしい
病弱な事や仕事で長時間集中しなければならない事、人間関係を築くことなど、息子にとって働く事はすごくむずかしい事であり、今のままでは困難です。
ではどうするのか?と言うと彼の場合は上記で説明した就労継続支援事業と呼ばれる所で働くか、
就労に向けて学ぶ専門学校のような所で勉強するか進路相談の先生方や役所の福祉相談係の方と話し合い迷っております。
いずれにしろ、障がいのある息子は高校卒業後に普通の人のようには収入が得られないのです。
その部分をどうやってカバーしていくのかを、悩みます。
働けないことの現実を受け止められない
障がいのお子様をもつ親御さんは私のように、この現実をなかなか受け止められず思い悩んでいると思います。
見た目では、わかりづらい発達障がいなど、普通に働けそうだけど、働く事が困難なんです。
ここまで頑張ってきたのに、就職できるかどうかで、また悩むことになり、辛い現実が続きます。
前向きに考える
進路の壁に、必ず当たる時がきます。ハンディがある分、悩みます。
でも、時代は変わってきています。働き方も変わるかもしれません。
前向きに考えていけたらいいなと思います。
障がいをもつ子供を育てていて、わからない事、知らない事がたくさんあります。
少しでも、知ってもらえたらと思い、発信していこうと思います。
障がいのある人も、働きやすい環境になるように、今まで以上に、変わってほしいと願います。