あおいそらに虹がかかる

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発達障害をもつ息子の日々を綴っています

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発達障害の子供の友達ができない悩み[息子の経験を通して]

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こんにちは、あおです。
いつもありがとうございます。

コロナの影響で今も休校が続いていて、退屈している高校生の息子ですが、
最近は、スマホで顔を映しあってグループ通話をして楽しんでいます。

グループ通話をするやり方がわからない私ですが、子供はスマホを使いこなすので感心します。

息子が普段、スマホでLINEしたり通話したりする友達は、特別支援学校で仲良くなった先輩、同級生、後輩です。

やっぱり一緒に過ごす時間が長いので、自然とそうなります。
楽しそうに話している息子を見ると親の私は安心します。

そんな息子ですが、中学校からは、友達がいなくて親子で悩みました。

地元の小、中学校の支援学級に在籍していた息子ですが、なかなか友達ができませんでした。

発達障がいをもつ子供の友達関係の悩みについて、息子の過去を振り返ってお話ししたいと思います。

発達障がいの子供さんをお持ちの方で友達がいないことで悩んでいる方は、参考にしてみて下さい。

保育園から小学校低学年まで

保育園に通っていた頃は、お母さんと一緒に、友達の家で遊んだり、
外で遊ぶ時も、親が付き添って遊んでいました。
なので、友達とトラブルがあっても親の目があるので、心配は少なかったと思います。

でも、発達障がいがある息子が一人で遊びに行けないことは、悩みでもありました。定型発達の子供は一人で遊びに行ける年齢なので、すごく気にしました。

できるだけ、自分の家に友達を呼んで
、私の目があれば安心なので、そうして友達と遊んでいました。

この頃の友達関係の悩みは、幼いので息子自身は気にしていませんでした。
親の私がこれからどうなるんだろうと気にしていた感じです。

小学校高学年から支援学級で

息子は小学校5年生から支援学級に在籍したんですが、その頃から普通学級の友達とは少しづつ距離ができました。

うちの息子は、自閉症スペクトラムや知的障がいがあって、同級生と遊ぶことは難しかったので、距離ができても私はしかたがないと思っていました。

成長がゆっくりな息子は、どんどん成長していく友達と離れてしまうのは、寂しかったけれど、同級生だけが友達ってわけではなく、同じ支援学級の人との方が、気が合うだろうと思いました。

そして、すぐに支援学級で仲良しの友達ができました。

その友達は、頭がよくて、礼儀も正しく、いつもうちの息子に優しくしてくれました。息子が仲良くなった友達のお母さんとも私は親しくなり、お互いの家を行ったり来たりしました。

息子を一人で遊びに行かせても、相手のお母さんも障がいに理解があるので、安心して遊びに行かせることができました。

この時の息子は、毎日生き生きしていました。

仲良くなった友達と、見るテレビ番組や歴史好きが同じだったので、話がつきなくて、本当に気が合って喜んでいました。

そして楽しい時間は過ぎて、友達は私立中学に進学を決めたので、ここで離ればなれになってしまいました。

寂しかったけれど、うちの息子と一緒に過ごしてくれて嬉しかったです。友達のお母さんも「いつも遊んでくれてありがとう」と言ってくれました。

こんな関係が、私は心地よく安心できたし、何より息子が喜んでいたので、親子で精神が安定していた時期でした。

中学校に入学して

中学校に入学してから、息子は仲の良い友達ができませんでした。
支援学級の友達とは、学校では話すけれど、家に帰ってからは全く付き合いがありませんでした。

中学生なら部活などで、友達ができますが、息子は入部した部活では上手くやれなくて、途中で辞めてしまいました。
息子には、定型発達の子供と一緒に部活をすることはむずかしく、特に大会で勝負がかかっているスポーツは、息子には無理がありました。

スポーツがしたかった息子は、残念ですが、中学校でのスポーツは諦めましたが、
障害者スポーツに変えてその時はやっていましたし、今でもやっています。

普通学級の同級生とはどんどん離れていきました。この時期はまわりの成長するスピードが早く、息子は話が合わなくなってきました。

誰かと関わりたい性格の子なので、どうしようか悩んだ私は、放課後デイサービスを利用することにしました。

放課後デイサービスを利用してから息子は、そこでの友達や職員さんと話したり、遊んだりすることが楽しくなり、満足していました。

私は、放課後デイサービスに感謝しました。息子が元気になって良かったなと安心しました。

特別支援学校に入学して

高校は特別支援学校を選びました。

ここでは、同じ悩みを持つ友達がたくさんいますので、自分の痛みも理解してくれるし、楽しくやっています。

部活も、息子に合わせて指導してくださるし、念願だったスポーツの部活ができています。
卓球を選んだ息子ですが、さすが毎日やっているし個別指導なので、びっくりするくらい上手くなっていて、私は勝てなくなりました。

発達性協調運動障害と診断され諦めていましたが息子は卓球を上手くやれています。成長したこともあると思いますが、個別指導で、その子に合わせたペースで指導してくださったのが大きいかと思います。

このことだけでも、息子はより自信をつけたと思います。

部活の仲間と、LINEしたり、時にはカラオケに行ったりしています。

まとめ

今回は、息子の経験を通して、発達障がいの子供の友達がいない悩みについてお話しをしました。

私が経験して思ったことは、発達障がいがあるから、友達と関われないと諦めてしまうのはもったいないなと思いました。

無理に友達をつくる必要はないと思いますし、一人でいるのが好きな子もいると思います。

うちの息子のように友達が欲しいなと思っている人の場合は、友達がいないのは寂しいし、苦痛かなと思います。

私は息子に社会性を身につけたいと思ったので、友達の付き合いは必要かなと思いました。

親のサポートも交えながら、同じ障がいを理解しあえる友達と、一緒に過ごしていけるといいなと思います。

半年ほど前に、息子が友達4人と自転車に乗りながら帰ってきました。
その姿を見て、思わず涙が出ました。
こんな日が来るなんて思ってもみなかったので、思わず泣いてしまいました。

子供は少しずつでも成長します。
辛い日もありますが、希望をもって過ごしていきたいと思います。


最後までお読み頂きましてありがとうございました。