先週の金曜日に、息子が初めてお給料をもらってきました。
特別支援学校を卒業して就労先である、
継続支援B型事業所さんで働いて、初めてのお給料です。
とても感動しました!!
今回の息子のお給料に、
私は、とても重みを感じたので、
そのことについて、今日はお話しをしたいと思います。
お給料日の前日に、
息子:「明日は、給料日らしい!」
と、私に報告してくれました。
私:「え?そうなんだ~!嬉しいね(^^)」
と言うと、
息子:「まぁね~」
と少し照れながら返事してくれました。
高校生くらいになると、アルバイトをして、
早ければ16歳で、お給料をもらう人もいます。
娘のアルバイト先の飲食店では、
たくさんの高校生がアルバイトをしています。
このように、お給料をもらう経験を早くからできる人もいるのです。
うちの息子には障害があり、高校生でアルバイトをする事は難しく、
「アルバイトでお給料をもらえる事は、当たり前だと思っていたけど、
それが叶わない人もいるのだ」
と正直、親心に何とも言えない気持ちをもった事もありました。
やはり私も人ですから、感情はあります。
息子と同級生の子供さんがアルバイトしている姿を見かけると、
「あ~、あんなに大きくなっているんだなぁ~、
うちの息子も健常者だったら、あんなふうになっていたかな?」
なんて思うこともしばしばでした。
考えても仕方のないことですが・・・。
でも、これは普通の感情だと思っています。
そして我に返り、「考えてもどうにもならないこと」と、
自分に言い聞かせるのです。
そんなことの繰り返しで、今まで生きてきた気がします。
高校1年生くらいまでは、
「将来、息子はお給料をもらえるだろう」と思っていたのですが、
職場実習が始まった、高校2年生くらいから、
雲行きが怪しくなり、
「うちの息子には働くことは難しいのかもしれない」
と思うようになりました。
実際に働いてみると、厳しい現実が待っていたからです。
働くことは、障害をもつ息子にとって、とても大変で、
お給料をもらうって事は、もう考えない方がいいのかも・・・、
と思っていました。
でも、学校の先生にも支えられ、
何とか息子は就職することができ、
初のお給料をいただきました。
3月22日が初出勤でしたので、
15日間の出勤で、1度だけ早退していて、
14.5日出勤できたので、
1.500円をいただきました。
この金額が多いか、少ないかと言えば、
私は、今回いただいたお給料には、
重みがありました。
金額じゃなくて、
1円でも、息子が稼いできたと言うことに、重みを感じました。
そして、息子が社会に参加できている喜びもあります。
お給料をいただいた日に親子で喜びました\(^o^)/
今まで、いろーーーんなことがあり、
悔しい思いをいっぱいしたり、悩んでいっぱい泣いたりもしたけど、
ここまでたどり着いて、今は穏やかな気持ちで過ごしています。
息子が健康で、社会参加できる喜びに感謝しています。
今日は、息子の初お給料について書いてみました。
最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございました。
それでは、よい1日をお過ごし下さいませ!
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